【41歳 女性会員様】途中で諦めかけたけど、諦めなくてよかった

私が『最短結婚ナビ』で活動を始めたのは、ちょうど40歳になったばかりの頃でした。

正直に言うと、その時の私は「もう一生、ひとりかもしれない」と、どこかで覚悟を決めかけていたような気がします。

一度、結婚を経験しています。35歳の時でした。
当時は、大学の先輩が運営する結婚相談所で出会った男性と、お見合いをして結婚しました。

でも、現実の生活は思っていた以上に難しくて…。

彼は実家との距離感がとても近く、何を決めるにも親の顔色を伺っていて、私たち夫婦の会話はいつも噛み合いませんでした。
何度も話し合いをしましたが、関係は平行線のまま。
最後は、心が疲れてしまい、1年足らずの結婚生活の末、離婚という形で区切りをつけました。

あのときは、「自分には、結婚生活は向いていなかったんだ」と、心のどこかで諦めていたと思います。

でも、年齢を重ねるにつれ、ふとした瞬間に思うようになったんです。
誰かと夕飯を食べたいな。
週末に他愛もない話をしながら、のんびり散歩できる人がいたらいいな。
そんな、日常のささやかな幸せを、もう一度持ちたいって。

けれど、再婚となると不安も大きくて…。

「この歳で…」とか、「バツイチって、やっぱり敬遠されるのかな」とか。
自信もなくて、二の足を踏んでいた私が、東洋経済オンラインの鎌田さんの連載『仲人はミタ』にを読んで、”もう一度結婚したい”と感じたのです。

何かに背中を押されるように、HPから問い合わせをしました。

そして、仲人の鎌田れいさんとお会いしたときのこと、今でもよく覚えています。
とてもあたたかくて、でも甘いことは言わず、率直に、でも優しく、「大丈夫、一緒に頑張っていきましょう」と言ってくれました。

その言葉に、すっと肩の力が抜けて、涙が出そうになりました。

活動を始めてからは、順調にお見合いの申し込みをいただきました。

でも、何人かとお会いしても、交際に進まなかったり、進んでも温度差を感じたり…。
婚活って、想像以上に精神力がいるんだなと感じました。

ある日、私は鎌田さんに言ったんです。
「もう、無理かもしれません。頑張っても、またひとりになるのが怖いです」と。

でも、鎌田さんは、こう言ってくれました。

「怖くて当然。だけど、あなたには、もう一度幸せになる力がある。私はそれを知っています。だから、あと少しだけ、頑張ってみませんか?」

その言葉に、再び自分の中の火が灯った気がしました。

そして…その“あと少し”の先に、運命の出会いが待っていたんです。

お相手は、44歳の男性。

落ち着いた雰囲気で、言葉選びがとても丁寧な方でした。
お見合いの席では、会話がスムーズに続くというより、「なんだか、ほっとするな」という安心感の方が大きかったことを覚えています。

それから、週末にお茶をしたり、LINEで日常のことをやりとりしたり。
少しずつ少しずつ、時間をかけて、お互いのことを知っていきました。

派手なサプライズも、映画のようなロマンスもありませんでした。
でも、毎回会うたびに、「この人といたら、自分でいられるな」と感じられたことが、何より大切だったと思います。

交際からご成婚までは、ゆるやかな時間の中で、お互いの信頼を育んでいった感覚です。

いま、彼といる毎日は、本当に自然体です。
笑いあったり、黙っていても居心地がよかったり、たまにはケンカをしたり(笑)
だけど、どんなときでも「ふたりで歩いていこう」という軸がある。それが、何よりの安心です。

『最短結婚ナビ』での活動は、決して平坦な道ではありませんでした。
でも、鎌田さんがずっと見守って、支えてくださったから、ここまで来ることができました。

あのとき、勇気を出して一歩を踏み出してよかった。
何度かつまずいても、諦めなくてよかった。
自分を信じて、鎌田さんを信じて、再婚という未来に挑戦して、本当に良かった。

心から感謝をお伝えしたいです。

本当にありがとうございました。

そして、もしも今、この作文を読んでくださっている方の中に、
「もう遅いかも」「再婚なんて無理かも」と思っている方がいたら…

大丈夫です。
一歩踏み出せば、人生はまた変わりはじめます。
私がそうだったように。