再婚をあきらめなかった女性会員さま41歳が人生のリスタート
「れいさん、もう私、結婚は無理かもしれないです…」
電話の向こうから、ぽつりとそんな声が聞こえてきたのは、ある晩のことでした。
彼女は41歳。再婚をご希望で、『最短結婚ナビ』に入会されてから、数か月が経っていました。
いくつかのお見合いもしてきました。
けれど、なかなかピンとくるお相手に出会えず、交際に進んでも温度差があり、先に進まない。
お仕事も忙しく、年齢のことも気になる。気を張っていた気持ちが、ふと、緩んでしまったのでしょう。
「疲れちゃいました。頑張ってきたけど、私にはもう無理かも…」
そのとき私は、静かに、でもはっきりと、こうお伝えしました。
「諦めなくていいですよ。私がそばにいますから。あともう少し、一緒に頑張ってみましょう?」
彼女の声が、少しだけ、明るくなったのを今でも覚えています。
諦めたた試合終了
実は彼女、一度目の結婚は、卒業した大学の先輩が運営する結婚相談所で出会った方とでした。
その先輩は、昔から面倒見のよい方で、彼女をとても親身にサポートしてくださったそうです。
ただ…結婚生活は、うまくいきませんでした。
ご主人は、優しい方だったそうですが、ご実家への依存が強く、精神的に自立していなかった。
何を話しても、自分たちの関係は前に進まず、やがて、会話も減っていった。
「結婚って、こんなに孤独なんだと思いました」と、彼女は振り返っていました。
離婚は決して軽い選択ではありません。
でも、彼女は勇気をもって、自分の人生を立て直す道を選んだのです。
リスタートの婚活は苦難の連続
最短結婚ナビにお越しいただいたとき、彼女の表情には、どこか迷いと痛みがありました。
けれどその奥には、「もう一度、幸せになりたい」という小さな光も感じられました。
私はその光を信じました。
そして、彼女と一緒に、婚活の道を歩き始めました。
お見合いをしても、しても…うまくいかないことも多かったですが、彼女は誠実でした。
ご自身の気持ちに正直で、無理に合わせたり、ごまかしたりはしませんでした。
だからこそ、運命の出会いは、少し遅れてやってきたのかもしれません。
お相手は、44歳の男性。
落ち着きのある、温厚で誠実な方でした。
お見合いの席で彼と話したとき、彼女は「この人、なんだかほっとする」と感じたそうです。
その感覚は、恋愛の高揚感とは少し違う。けれど、何よりも大切な直感でした。
LINEのやりとり、週末のお茶、日々の何気ない会話――
交際は、穏やかに、少しずつ進みました。
「一緒にいて気を使わない人って、こういう人のことなんですね」と、彼女は微笑みました。
彼は、彼女の過去を受け止め、否定せず、理解しようとしてくれる方でした。
そして、彼女もまた、彼に対して、心から安心できるようになっていった。
やがて、お互いの気持ちが自然に重なり、ご成婚となったのです。
やっと掴んだ幸せと温かな気持ち
41歳で、再婚。
それは決して「簡単な道」ではありませんでした。
でも、彼女は歩みを止めなかった。
たとえ過去に傷ついた経験があっても、それを「なかったこと」にするのではなく、
ちゃんと受け止めて、そのうえで前を向くこと。
再婚とは、過去を消すことではなく、過去の自分を抱きしめながら、未来の自分を信じること。
彼女が教えてくれたのは、そんな大切な姿勢でした。
結婚は、年齢や肩書きや経歴だけで決まるものではありません。
それは、どんな人生を歩んできた人にも言えることです。
「もう一度、自分らしい結婚をしたい」
そう願う方のそばに、私たち仲人はいます。
『最短結婚ナビ』は、再婚を望む方にも、全力で寄り添います。
今までがどうだったかよりも、これからをどうしたいか――それだけが大切なのです。
もし、あなたが今、心のどこかで不安や迷いを感じているなら、どうか思い出してください。
あきらめかけたその時こそ、誰かの支えが必要なとき。
そして、あなたの人生は、これからも続いていくということを。
あなたの次の幸せ、一緒に見つけにいきましょう。
私、鎌田れいは、いつでもここで、あなたをお待ちしています。