お見合いで一番大切なのは「感じのよさ」。それは笑顔が武器になります。

婚活をしている方の多くが、お見合いの席で「どんな会話をすればいいのか」「何を話したら印象が良いのか」と悩みます。もちろん会話の内容も大切ですが、実はもっと大切なことがあります。それが「感じのよさ」です。

感じのよさとは、会話の巧みさでも、容姿の美しさでもありません。相手があなたと一緒にいて「安心する」「心地よい」「また会いたい」と思えること。その第一歩は「笑顔」から始まります。

なぜ笑顔が大事なのか

お見合いは、人生のパートナー候補と出会う最初の場です。しかし、ほとんどの方は緊張してしまい、表情が硬くなります。緊張して目が泳いでいたり、真剣すぎて顔がこわばっていたりすると、相手には「怒っているのかな?」「楽しんでいないのかな?」と誤解されてしまうこともあります。

逆に、笑顔で相手の話を聴いているだけで「この人といると楽しい」「安心できる」と感じてもらえます。婚活の現場で多くのカップルを見てきましたが、笑顔を自然に出せる人ほど交際に進みやすく、そして成婚へとつながりやすいのです。

笑顔を作るための3つのコツ

「私は笑顔が苦手なんです」「緊張すると顔が固まってしまいます」という方も多いでしょう。そんな方にお伝えしている簡単なコツを3つご紹介します。

  1. 口角を少し上げる意識を持つ
    大きな笑顔を無理に作ろうとすると、ぎこちなくなってしまいます。ほんの少し口角を上げるだけで、表情は柔らかくなり、相手に安心感を与えます。

  2. 目元も一緒に微笑ませる
    口だけの笑顔は、どうしても作り笑いに見えてしまいます。目尻を少し下げ、優しい表情を心がけると、自然な笑顔になります。

  3. 相手の話に共感して頷く
    「なるほど」「そうなんですね」と思いながら相槌を打つと、自然に口角が上がり、笑顔が引き出されます。会話の内容に興味を持つことが、笑顔を自然にする秘訣です。

婚活現場での実例

ある40代の男性会員さんは、お見合いで「緊張して表情が硬い」と女性から言われることが続きました。ご本人は真面目に取り組んでいたのですが、女性には「怖い」と感じられてしまったのです。そこで、笑顔の練習を毎日鏡の前で行い、さらに自分の表情をスマホで録画してチェックしました。結果、お見合いで女性に「優しい雰囲気ですね」と言われるようになり、交際が次々と成立するようになりました。

一方、ある30代女性会員さんは、口下手で「会話に自信がない」と悩んでいました。しかし、彼女は相手の話を聞くときにいつも笑顔で頷いていたため、男性からは「居心地が良い」「もっと話したい」と好印象を持たれることが多かったのです。結果的に、彼女は短期間で結婚相手を見つけることができました。

笑顔の練習方法

笑顔は才能ではなく、練習で身につけることができます。簡単にできる方法をいくつかご紹介します。

  • 鏡の前で「こんにちは」と声を出して言う
    そのときの表情をチェックし、自分が自然に見える笑顔を探してみましょう。

  • スマホで自分の笑顔を録画して見る
    客観的に自分を見てみると、意外と表情が硬いことに気づく人も多いです。

  • 日常生活で小さな笑顔を意識する
    コンビニで「ありがとう」と言うときや、職場で「おはようございます」と挨拶するときに、少し口角を上げてみましょう。習慣にすることで自然な笑顔が定着します。

お見合いは「楽しい場」であることを忘れない

お見合いは「選ばれるための試験」ではありません。人生を共にできる相手と出会う、貴重で大切な時間です。緊張するのは自然なことですが、「楽しもう」という気持ちを持つと、自然に表情も柔らかくなります。

笑顔で相手の話を聴く。たったそれだけで、雰囲気が和み、会話も弾みます。そして「また会いたい」という次のステップへつながります。

まとめ

お見合いで一番大切なのは「感じのよさ」。その感じのよさを簡単に作る近道は「笑顔」です。口角を少し上げ、目元を柔らかくし、相手の話に共感しながら頷く。それだけで、相手に「居心地のよさ」を伝えることができます。

結婚は「一緒にいて心が安らぐ人」と出会うことで決まります。まずは笑顔から。その小さな一歩が、あなたを成婚へと導く大きな力になるはずです。