選ぶ婚活ではなく、選ばれる婚活を
婚活をしていると、多くの人が無意識のうちに陥ってしまう落とし穴があります。
それは「自分が選ぶ側だ」と思い込んでしまうこと。
プロフィールを眺めて条件をチェックし、「この人は年収が少し低い」「身長が理想に届かない」「趣味が合わないかもしれない」――そうやってひとつひとつ削っていき、「もっと良い人がいるはず」と探し続ける。
けれど、その姿勢が実は婚活を長引かせ、結婚から遠ざけてしまう最大の原因になっているのです。
「選ぶ婚活」の限界
結婚相談所で活動をしていると、条件検索をしながら「選ぶ婚活」をしてしまう方が少なくありません。まるで買い物のように、プロフィールを比べ、条件を突き合わせ、「この人ならいいかも」「この人は違う」と判断していく。
確かに、結婚は人生を左右する大きな決断ですから、誰もが慎重になるのは当然です。
ですが、ここで忘れてはいけない視点があります。
それは、「婚活は自分が選ぶだけでなく、相手からも選ばれている」という事実です。
どれだけ希望条件を並べても、お相手に受け入れていただけなければ、結婚は成り立ちません。つまり婚活は、双方向の選び合いで成立する営みなのです。
条件ばかりを優先して「選ぶ婚活」を続けていると、知らぬ間に「上から目線」になってしまいます。自分がジャッジする側だという態度は、相手に伝わります。そしてその空気感は、不思議とご縁を遠ざけてしまうのです。
成婚する人に共通する「選ばれる目線」
これまで多くの成婚者を見てきて、私はひとつ確信していることがあります。
それは「成婚できる人は、選ばれる目線を大切にしている」ということです。
たとえば、ある女性会員さん。
彼女はお申し込みをいただいた方に対して、まずは必ずお会いしてみることを大切にしていました。条件が少し理想と違っていても、「どうして自分に興味を持ってくださったのか」を考え、その気持ちに感謝しながらお見合いに臨んでいたのです。
結果として、その中の一人と自然に会話が弾み、交際に発展しました。彼女は「条件だけ見ていたら絶対に会わなかった方。でも、実際にお話ししたら、安心感があって、居心地がよくて…気づいたら結婚を意識していました」と振り返ります。
結婚を決める理由の多くは、条件ではなく「この人となら一緒に生きていける」という安心感や信頼感です。プロフィールでは見えない部分こそが、ご縁の決め手になるのです。
「申し込んでくださった方を大切にする」という姿勢
私が会員様に必ずお伝えしているのは、「申し込んでくださった方を大切にしてください」ということです。
なぜなら、その一歩を踏み出してくださった背景には、大きな勇気や真剣な気持ちがあるからです。
婚活では「自分からはなかなか申し込めない」という方も多いのです。断られるかもしれない不安を乗り越えて、勇気を出してボタンを押す。その姿勢そのものが「あなたと出会いたい」という真心の表れです。
だからこそ、そのお気持ちを軽んじてはいけません。
もちろん、すべての方と相性が合うわけではありません。それでも「選んでくださった」という事実を一度受け止めてみる。お見合いをして、誠実に向き合ってみる。その積み重ねの中で、思わぬご縁が芽生えていくのです。
「自分が選ぶ」から「選ばれる人になる」へ
婚活がうまくいかないと感じている方は、もしかしたら「選ぶ視点」に偏ってしまっているのかもしれません。
そういう時こそ、「どうしたら選ばれる自分になれるか」を考えてみてください。
選ばれる人の特徴は、条件が完璧な人ではありません。
むしろ、謙虚で素直に相手に向き合える人。感謝を忘れず、相手の良いところを見つけられる人。そのような方は、不思議と周囲からも好かれ、良縁を引き寄せていきます。
婚活は条件検索から始まりますが、最終的に大切なのは「人柄」と「誠実さ」。
結婚は契約ではなく、一生を共に歩むパートナーシップだからです。
まとめ
「選ぶ婚活」をしている人は、選ばれない。
逆に、「選ばれる目線」で婚活をしている人は、不思議と選ばれる。
結婚は一方通行ではなく、互いに選び合って築かれるものです。
だからこそ、まずは「選ばれる人」になる努力をしてみてください。
その姿勢の変化が、ご縁を大きく動かし、成婚へとつながっていきます。
最短結婚ナビでは、そんな視点を持って婚活に取り組む方を、これからも全力でサポートしてまいります。