結婚できる人、できない人
こんにちは、最短結婚ナビの仲人・鎌田れいです。
「私、結婚できるでしょうか」
この質問、入会をする時の会員様からとてもよくいただきます。
本当に結婚できる人って、どんな人なのでしょうか?
今日は、たくさんのご縁を見届けてきた仲人の立場から、「結婚できる人」に共通している“ある特徴”についてお話ししたいと思います。
結婚できるのは、「完璧な人」じゃない
「イケメンじゃないと無理ですよね」
「女性はやっぱり若くないとダメなんですよね」
そんなふうに、世間では“スペック信仰”が根強く残っています。
でも私は、そんな条件を並べる前に、声を大にして言いたいのです。
「結婚できる人は、完璧な人ではありません」
むしろ、ちょっと不器用だったり、人見知りだったり、過去に傷ついた経験を抱えていたり――そんな「人間らしい」人が、ちゃんとご縁を掴んでいくのです。
では、なぜそういった方々が結婚にたどり着けるのでしょうか?
それは、彼ら・彼女たちに共通している“結婚できる姿勢”があるからです。
「結婚できる人」が持っている3つの共通点
私が多くのご成婚カップルに共通して感じるのは、以下の3つの姿勢です。
① 自分を客観的に見つめている
婚活というのは、他人からどう見られるかを受け入れる時間でもあります。
結婚できる人は、自己評価が高すぎず低すぎず、バランス感覚を持っています。
「私は話すのがあまり得意じゃないけれど、聞き上手になろうと思います」
「見た目に自信はないけれど、誠実さで勝負したい」
そんなふうに、今の自分を認めた上で、「では、どうしていこう?」と考えられる方は、強いです。
② お相手の話にしっかり耳を傾ける
恋愛においても、結婚においても、対話はとても大切。
ですが、お見合いや仮交際で、自分の話ばかりしてしまう方も少なくありません。
結婚できる人は、お相手の言葉をしっかりと受け止め、理解しようとします。
たとえば「僕の地元に住んでくれる人がいい」という話に対し、「それは何か理由があるんですか?」と、関心を持って聞ける方。
そこには、「私はこう思う!」ではなく、「あなたはどう思っているの?」という柔らかな好奇心があります。
そしてそれが、心の距離を近づけていくのです。
③「選ばれる側」である前に「選ぶ側」でいようとしない
婚活をしていると、つい「もっといい人がいるかも」「この人じゃない気がする」と、相手をジャッジする視点になりがちです。
でも、本当に大切なのは、「自分がどんなパートナーになれるか」を考えること。
結婚できる人は、お相手を選ぶ前に、自分自身をちゃんと選び直しています。
「この人に選んでもらえるように、何ができるだろう?」
「私が一緒にいたら、この人の人生はどう変わるだろう?」
そういう視点を持つ人は、お相手からも自然と選ばれます。
「普通の人がいい」という落とし穴
「条件はそんなに高くないです。普通の人でいいんです」と言う方も、実は結婚が遠ざかってしまっていることが多いです。
なぜなら、その“普通”が、とても曖昧だから。
たとえば、「年収は平均で、見た目も清潔感があればOK」「優しくて、価値観が合えばいい。この“普通”をクリアする人は実際には競争率が高く、「いい人はすでに結婚している」ことも多い。
そして、「普通でいい」と言いながら、実際にお見合い相手のプロフィールを見ると、「なんとなく違う」「ピンとこない」と、どんどん断ってしまう。
これでは、結婚できるものもできなくなってしまいます。
本当に必要なのは、「普通の人」を探すことではなく、**「一緒にいて落ち着く人」「気負わずにいられる人」**を見つけようとする姿勢なのです。
結婚できる人になる方法は、誰でも実践できる
結婚は、誰か特別な人だけが手にする幸せではありません。
私が今まで見てきたご成婚者さまたちも、はじめから婚活がうまくいっていたわけではありません。
たくさん悩んで、時には落ち込んで、それでも前を向いて行動を続けたからこそ、ご縁をつかめたのです。
結婚できる人になりたいと思ったその時から、すでにあなたはその第一歩を踏み出しています。
「結婚できる人」になるために必要なのは、完璧な条件ではなく、前を向いて行動すること。
あなたの人生が、誰かと共に歩む道へとつながっていきますように。