細かいことにこだわる女性は、なぜ結婚できないのか?――婚活がうまくいかない理由は、案外こんなところに――
こんにちは。
結婚相談所「最短結婚ナビ」の鎌田れいです。
今日は、私が日々、たくさんの婚活女性と向き合っている中で、どうしてもお伝えしたいテーマについてお話しします。
タイトルにも書きましたが、それは 「細かいことにこだわる女性は、なぜ結婚できないのか?」 というお話です。
もしあなたが今、婚活がなかなか前に進まないと感じているなら、今日の内容は、ちょっと耳が痛いかもしれません。
でも、ここを乗り越えればきっと未来は変わりますから、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
■ 結婚できない女性に共通する「細かさ」という壁
婚活をしている女性に多いお悩みのひとつ。
それは、「なんだか男性がみんな、途中で離れていってしまうんです」というご相談です。
では、なぜそうなるのか?
もちろん理由はさまざまですが、その中でも私が日々感じる共通点があります。
それは―― 細かいところにばかり目がいってしまう女性。
つまり、揚げ足取りのように「減点方式」で相手を見てしまっている人がとても多いのです。
たとえば、こんなやりとりがありました。
ある女性会員さんから、こんなLINEが届きました。
「お見合いで一度しか会っていない男性と、ファーストデートの予定を決めました。でも、その男性がLINEで『次のデートは翌週でいいですか?』って、次回の予定まで聞いてきたんです。これって普通なんでしょうか?」
彼女は少し不安そうでしたが、私はこう答えました。
「婚活はテンポよく会っていかないと、相手のお人柄なんてわからないですし、前向きに予定を組んでくれるなんて行動力があっていいじゃないですか。私はその男性、別に普通だと思いますよ。」
ところが、彼女はそのあと、こう言ったんです。
「私、『今度お会いしたときに次の予定を決めませんか?』って返したんです。そうしたら、男性から『先を急ぎすぎちゃって、ごめんね』って返信がきたんですよ。その言い方が気になって。『ごめんなさい』じゃなくて、『ごめんね』ですよ? そういう馴れ馴れしい言葉遣いをする男性って、正直苦手です。」
これ、あなたはどう思われますか?
私の率直な意見を申し上げると、
「ごめんね」でも「ごめんなさい」でも、正直どっちでもいいじゃない?
……というのが本音です。
その男性は、ほんの少しくだけた気持ちで、やわらかく伝えたかっただけ。
決してあなたを軽んじているわけではないはず。
それなのに、たった一言の違いにこだわってしまって、せっかくのご縁を台無しにしてしまうなんて、あまりにももったいないと思いませんか?
■ 些細な言葉に振り回される女性は、幸せを逃す
もうひとつ、似たような事例があります。
ある女性が、ファーストデートの連絡調整で、LINEの返信が遅くなった男性に再度メッセージを送ったそうです。
すると、相手から返ってきたのはたった一言。
「お急ぎですか?」
彼女はこの言葉に、とても傷ついてしまったと言いました。
「私、急かしたつもりはないんです。でも、“お急ぎですか?”って、まるで私がしつこいみたいに言われたみたいで……」
でも、私から見ると、その男性はただ、
「忙しい中、無理に予定を合わせようとしていませんか?」
「ゆっくり決めていいんですよ」
そんな気遣いの意味を込めた一言だったかもしれません。
婚活では、相手のちょっとした言葉を、必要以上に悪く捉えないほうがいいのです。
あなたが「そう受け取ってしまっただけ」で、相手に悪意はないことがほとんど。
それでも、「この人は無神経」「私は大切にされていない」と思い込んでしまう女性は、いつまでも婚活迷子から抜け出せません。
■ 男性は察しない。だからこそ、細かいことは流す
こんなエピソードもありました。
ある50代女性がファーストデートで、こんな報告をしてくれました。
「お店でお水とメニューが運ばれてきたけど、なかなか店員さんが注文を取りに来なくて、男性が『僕、ちょっと言いに行きますね』と立ち上がったんです。それが私、すごく嫌だったんです。なんでそんなに待てないのかなって。」
私はこの話を聞いて、内心「うーん……」と思いました。
男性は、彼女が困っているかもしれないと思って、自分から行動しただけ。
それを「なんで我慢できないの?」と受け取ってしまう。
でも、そこに悪気なんて一つもないんです。
むしろ、気を遣ってくれてありがたいじゃないですか。
小さなことに目くじらを立てるより、
「私のために動いてくれたんだな」
そう考えられる女性のほうが、結婚には近いと思いませんか?
■ 結婚できる女性は、「まぁ、いっか」の達人
婚活中、細かいことを気にしすぎる女性ほど、ご縁を自分で遠ざけています。
言葉づかいひとつ、LINEの一言、お店での立ち居振る舞い。
相手は悪意があってやっているわけではありません。
むしろ、その人なりの気遣いだったり、やさしさだったりします。
それをいちいち「正しい」「間違っている」とジャッジしてしまうと、男性は疲れてしまうんです。
「こんなに細かい人と、結婚生活ができるのだろうか……?」と、自然にフェードアウトされてしまうのです。
結婚できる女性は、些細なことは気にしません。
「まぁ、いっか」と流せるし、「あら、そんなつもりじゃないのね」と笑い飛ばせます。
たとえその男性が多少抜けていたとしても、
「まぁ、私がしっかりしていればいいか」
くらいの気持ちで、楽しく付き合っていける女性こそ、最終的に幸せな結婚を手に入れています。
■ まとめ ~ 細かい女性こそ、柔らかくなってみて
婚活がうまくいかない……そう感じているあなた。
もしかすると、自分では気づかないうちに、相手に完璧を求めすぎていませんか?
たった一言で、相手をジャッジしていませんか?
婚活は、良いところを探し合う作業です。
減点方式ではなく、加点方式で見ていきましょう。
細かいことは、結婚してからもたくさん起こります。
いちいち目くじらを立てず、柔らかい心で受け止められる女性こそ、愛される奥さんになれるのです。
ぜひ、今日から「まぁ、いっか」の気持ちを少しだけ意識してみてくださいね。
未来のご縁が、ぐっと近づいてくるはずですよ。