“結婚したい”その気持ちがあるなら、遠回りしないで。
最近、「結婚って必要なんですかね」「ひとりのほうが気楽じゃない?」そんな声を耳にすることが増えました。たしかに、今は結婚しない人生も“当たり前”の時代です。昔のように「結婚して一人前」なんて価値観は、もはや時代遅れ。結婚をしない選択も、誰にも否定されることはありません。
でもその一方で、私は日々の婚活サポートの中で、こうも感じているのです。
「やっぱり、人は誰かと心を通わせて、生きていきたいと願っている」と。
人は、ひとりでも生きられる。けれど、「一緒に笑ってくれる人がいる」「自分の話をちゃんと聞いてくれる人がそばにいる」――そんな“ぬくもり”に、ふとした瞬間に、救われることってあると思うんです。
だから私は、声を大にして伝えたい。
「“結婚したい”と思っているなら、遠回りをしないで」と。
結婚したいと思ったときに、手を伸ばしてほしい場所――それが、結婚相談所です。
結婚離れと言われる今でも、「本気の人」はここにいる。
ニュースやSNSでは、「今どきの若者は結婚に興味がない」「自由なほうがいい」といった声がよく取り上げられていますよね。でも、それはほんの一部の意見。
実際、私のもとには毎月、本気で結婚したい方々が相談に訪れています。
「この先、ずっと一人で誕生日を迎えるのかなと思ったら、寂しくなって」
「病気をしたとき、心細くて。支え合えるパートナーが欲しいと心から思いました」
「親が元気なうちに、安心させたい」
皆さん、きっかけはさまざま。でも共通しているのは、“一生のパートナーと出会いたい”というまっすぐな気持ちです。
そして、そういう方たちが集まっているのが、結婚相談所という場所なのです。
恋愛にありがちな“すれ違い”も、仲人がいるから乗り越えられる。
ただ、「結婚相談所で活動すれば、すぐにうまくいく」とは限りません。
実は、よくあるのです。
「自分がいいなと思う相手には振り向いてもらえず、逆に“この人は違う”と思う人からばかりアプローチされる」という現象。
いわゆる、“婚活の壁”。
でも、私はこう思います。
これは、恋愛でも婚活でも、当たり前に起きることなんです。
人には好みがありますし、タイミングも気持ちの温度も、人それぞれ。どんなに素敵な人でも、相手の目には映らないこともある。逆に、自分が見えていなかった魅力を、他の人が見つけてくれることもある。
こういうすれ違いをどう乗り越えるか。
ここで大きな違いを生むのが――仲人の存在です。
気持ちの通訳者として、仲人ができること。
結婚相談所では、会員さま同士が直接LINEを交換したり、やり取りを続けたりするような自由恋愛的な交際とは違い、「お見合い」「仮交際」「真剣交際」と段階を経て、関係を深めていきます。
このプロセスの中で、私たち仲人はずっと後ろで見守っています。
そして時には――
「彼女の気持ち、実はあなたが思っているよりもずっと前向きでしたよ」
「〇〇さんのこの一言、ちょっと誤解を生んでしまったかもしれませんね」
と、心の通訳のような役割も担います。
恋愛って、自分の気持ちだけで完結するものではありませんよね。だからこそ、気持ちを橋渡しする存在が必要なんです。
そして、そうやって気持ちのズレを整えていくと、不思議なほど、タイミングがぴたりと合ってくる瞬間が訪れます。
「やっぱりこの人だ」
「一緒にいて、安心する」
そんな感覚を、お互いが同時に抱けた時――ご縁は一気に結実するのです。
“成婚”は、偶然じゃない。正しいステップと、プロのサポートがあるから。
私の相談所でも、「出会って2ヶ月で成婚が決まった」カップルが何組もいます。
それは、魔法でも奇跡でもありません。
お互いが“結婚したい”という目的を明確にしていたから。
そして、お互いの気持ちや状況を、仲人がしっかりとサポートして整えてきたから。
たとえば、「彼は親の介護の不安がある」「彼女は地方への転居に迷いがある」といった背景も、私たちは事前に把握しています。そして、お互いの不安がぶつかる前に、丁寧に伝え、話し合いの土台を整える。そうしたことの積み重ねが、短期間でも深い信頼関係を築く鍵になっているのです。
結婚したいなら、回り道をしないで。
今、婚活を始めるにあたって、選択肢はたくさんあります。
マッチングアプリ、婚活パーティー、友人の紹介――それぞれに良さがあります。
でも、「結婚がしたい」「パートナーと穏やかに暮らしたい」と本気で願うなら、結婚相談所が、いちばんの近道です。
仲人がいて、プロフィールがきちんと開示され、みんなが“本気”で活動している。
そして何より、あなた一人で悩んで、疲れて、諦めるようなことがないように――私たち仲人が、最後まで一緒に走ります。
結婚は、ゴールではなく、新しい人生のスタートです。
そのスタートラインに、きちんと立てるように。
迷っている方は、どうか一度、私たちの扉を叩いてみてくださいね。
あなたの「結婚したい」という気持ち、私は受け止めます。
そして、現実のものに変えるための、一歩を一緒に踏み出していきましょう。