こんにちは。仲人の鎌田れいです。

今日は、少しだけ厳しめのことを書きますね。でも、どうしてもお伝えたいことがあるのです。

最近、「相談所の入会を迷っていて…」「気になっているんですけど、もう少し考えてみようと思って…」というご相談が続いています。お話を伺っていると、「やっぱり今はまだ早いかも」「もうちょっと自分磨きをしてから…」そんなふうに、お気持ちを整理しようとする姿勢が伝わってきます。

とても丁寧で、まじめな方たちです。自分と向き合っている証拠。でも、同時に私はこう思うのです。

「もったいないな」と。

なぜかといえば、「迷っている」という状態は、何も進んでいないということです。時間は止まってくれません。春も夏も、淡々と過ぎていきます。結婚をしたいと思っているなら、心のどこかで「そろそろ動かなきゃ」と気づいているなら、今この瞬間が、あなたの人生のターニングポイントになるかもしれないのです。

そして、今日のあなたが、人生の中で一番若いのです。

決断できない人の心理って？

人はなぜ、決断を先延ばしにしてしまうのでしょう。
これは婚活に限らず、お仕事でも、引っ越しでも、人生のあらゆる場面で言えることですが、実は「決断できない人」にはいくつか共通の心理傾向があります。

たとえば、

• 失敗したくない。損したくない。

• 後悔したくない。

• もっと良い選択肢があるかもと思ってしまう。

• 自分に自信がない。

• なんとなく面倒、疲れる。

これは、誰にでもある、普通の感情です。
でも、そこで思い出してほしいのです。

動かなければ、何も始まらない。

「決めない」ということも、実は“ひとつの決断”なんです。
そして、決めないでいるうちに、他の誰かが動き、出会い、結婚していきます。

私はこれまで、何百人という会員さまの人生のそばにいて、何千という出会いを見守ってきました。決断した人は必ず変わります。顔つきが、雰囲気が、言葉の選び方が、変わっていくんです。
勇気を出して飛び込んだ人は、すぐに結果が出なくても、ちゃんと自分のペースで進みます。そしてある日、「この人となら」と自然に思えるお相手と巡り合っていく。

そういう方々を見てきたからこそ、今、迷っているあなたに伝えたいのです。

“迷っている今”こそ、動き出すタイミングです。

結婚は運命ではなく、選択と行動の結果

恋愛結婚の時代から、今は「意志ある出会い」の時代に変わっています。
自然に誰かと出会って、恋に落ちて…という流れが主流だったのは、昭和や平成初期の話。今は男女ともに仕事が忙しく、交友関係も限定的。出会いがないのは、もう“前提条件”のようなものです。

だからこそ、結婚したいと思ったなら、出会いを“創る”努力が必要なんです。
「自然に出会える人になりたい」という声も聞きますが、自然に任せていたら、あっという間に1年2年と過ぎてしまいます。
運命の出会いは、待つのではなく、自分で作るもの。
その第一歩が、「結婚相談所に入会する」という決断なのです。

入会することがゴールではありません

もちろん、入会しただけで結婚が決まるわけではありません。
でも、そこからすべてが始まります。プロフィール写真を撮って、自己紹介文を整えて、申し込みをして、お見合いをして……。
初めは緊張した表情だった方が、だんだん柔らかくなっていくんですよ。

たとえば、以前ある女性が「もう一歩が踏み出せない」と半年ほど悩んでからご入会されました。はじめは会話も控えめで、「本当に私なんかに申し込んでくださる方がいるんでしょうか…」と不安な様子。でも、お見合いを重ねるうちに、少しずつご自身の魅力を信じられるようになり、半年後にはとても優しい男性と真剣交際へ。今ではおふたりで一緒に旅行の計画を立てていらっしゃいます。

最初の「決断」が、彼女の未来を変えたんです。

あなたの人生を動かせるのは、あなただけ

人は「何かを失うかもしれない」と思うと、動けなくなる生き物です。
でも、「何かを得るために動く」人が、チャンスを手にするのも事実です。

結婚相談所への入会って、正直ちょっと勇気が要ります。
でも、結婚したいという思いが本物なら、ぜひその気持ちを信じてほしい。
「やっぱりやめておけばよかった」と後悔する人、私は一人も知りません。
でも、「あのとき動いていればよかった…」と、涙ながらに話す人は、何人も見てきました。

だからこそ、あなたには後悔のない選択をしてほしいのです。
「気になっていたけど、今日動いた」――その決断が、未来の幸せの始まりになるはずです。

結婚は、人生の中でとても大きな決断です。
でもその前に、「始めてみる」決断が必要です。

迷いにとどまる時間を、前に進む時間へ。

あなたの勇気が、あなたを幸せにしてくれますように。

お会いできる日を、心よりお待ちしております。